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人形師の中で、国に認められた唯一の技、それが米洲です。
1966年 無形文化財に指定。
この技術をつかって、人形の肌に輝くばかりの滑らかさを表現しました。国立博物館にも季節展示されています。

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米洲は理想的な人形の顔は穢れのない幼子の顔であるとし、仏様にも通じる慈愛に満ちた、ふくよかで円満な顔を製作しました。

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米洲は、国から無形文化財の指定をうけてもなお人形師として勉学に励みました。
東京芸術大学に通い、美術解剖学の教えをうけ、喜怒哀楽に伴う筋肉の動きについて学び、人形の顔の原型を作りの参考にしたこともそのひとつ。また、配色の研究も行っていました。
「完全に満足したものができない」
虹を追いかけても無駄と知りつつ、その美しさを思わずおってしまう米洲の姿勢の一部をよくあらわした言葉です。

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米洲の作品である「太子の像」や「御所人形」は当時の皇太子に献上されました。海外の王室や、著名人からも人気が高く、誰からも愛される人形作りをしてきた人形師だったのです。
